介護の在職中転職は、いまの仕事を続けながら情報収集・求人の検索・応募準備を進める進め方が基本です。理由は3つで、(1)給料が途切れないので生活と心に余裕がある、(2)職歴に空白(ブランク)が空かない、(3)焦らずに複数の求人を自分のペースで比較できる、からです。 「辞めてから探す」よりも、在職中に動くほうが、後悔の少ない選択につながりやすくなります。
この進め方には一次データの裏づけがあります。介護分野は人手不足が続いており、従業員が「不足」(大いに不足+不足+やや不足)とする事業所は65.2%で、前年度(64.7%)より上昇しています(出典:公益財団法人介護労働安定センター「令和6年度 介護労働実態調査 結果の概要」、調査対象基準日 令和6年10月1日・事業所調査の回収数9,044件〈回収率52.9%〉、2025年7月28日公表)。同調査では訪問介護員・介護職員を合わせた2職種の採用率は14.3%、離職率は12.4%でした。求職者から見れば、在職中でも探しやすい地合いだと一次情報で確認できます。
一方で、収入面でも在職中が有利になりやすい点があります。雇用保険の基本手当(いわゆる失業給付)は「離職して、ハローワークで求職の申込みをした人」が対象で、在職中は受け取れません(出典:ハローワークインターネットサービス「基本手当について」厚生労働省、2026年6月取得)。つまり退職後はいったん収入が止まるため、在職中に次を見つけておくほうが家計の不安を抑えやすくなります。
なお、介護おしごとさーち(運営:株式会社ゼットリンカー)は介護求人の「掲載」と「検索」だけを提供するサービスです。特定の方へ特定の求人をご紹介・あっせんすることはしません。 気になる求人はご自身で検索・比較でき、分からないことは求人元へ直接ご確認ください。条件の整理にはAIコンシェルジュも使えます(求人データは現在準備中のため、本記事は在職中の進め方の解説です)。本記事は「転職・応募の進め方」カテゴリの子記事として、在職中という“段取り”に集中し、全体の流れや退職手順・志望動機・面接・給料は、それぞれの記事へ分けています。
