介護職の求人を見ると、正社員・契約社員・パート・派遣など複数の雇用形態の募集が混在しています。「何が違うのか分からない」という求職者の声は多いですが、大きく分けるなら、給与・賞与の有無、社会保険の加入、退職金制度、雇用期間の定めの有無という4つのポイントで判断できます。
厚生労働省『令和7年就労条件総合調査』のデータを見ると、介護を含む「医療,福祉」産業では、正社員の平均月給は25万~28万円、パートの平均時給は1,000~1,200円程度という大きな開きがあります。また、賞与(ボーナス)がある正社員の平均年間賞与は68万円程度に対し、パートは賞与の制度そのものがない、あるいはあっても大幅に少ないというケースがほとんどです。
同時に、介護労働安定センター『令和6年度介護労働実態調査』によると、人手不足が顕著な介護業界では、雇用形態ごとに離職率と採用戦略に明らかな差が出ています。正社員は長期的な雇用を前提とした福利厚生・昇給制度を用意する事業所が多い一方、パートや派遣は短期間の人手確保・シフト調整を目的とした採用が中心です。
この記事では、介護職の各雇用形態の特徴を、法定ルール・一次統計・実務的なポイントから整理します。なお、介護おしごとさーちは求人情報の掲載・検索の場であり、特定の雇用形態をおすすめ・あっせんすることはしていません。この記事は、求職者ご自身が求人票を見て比較・判断するための支援資料です。
