先に結論からお伝えします。介護職の手当は、給与のなかで小さくない割合を占めます。厚生労働省『令和6年度 介護従事者処遇状況等調査結果の概要』によると、介護職員(月給・常勤)の賞与込みの平均月額(平均給与額)338,200円の内訳は、基本給192,660円・手当97,980円・一時金(賞与等)47,560円で、手当が約3割(97,980÷338,200=約29.0%)を占めています(処遇改善加算取得事業所・同一者比較、令和6年9月時点。https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/24/dl/r06gaiyou.pdf )。この338,200円は一時金(賞与等)を含む金額なので、「給与の約3割」という割合も、賞与込みの月額を分母にした数字だとご理解ください。
手当・福利厚生は、大きく次の2つに分けて考えると整理しやすくなります。
- (A)毎月の手当:処遇改善手当・夜勤手当・資格手当・職務手当・役職手当・通勤手当・扶養(家族)手当・住宅手当・時間外手当(早朝・深夜・休日)など
- (B)福利厚生:法定福利(健康保険・厚生年金などの社会保険、雇用保険、労災保険、年5日の年次有給休暇)と、法定外福利(退職金・資格取得支援・託児所・住宅補助・健康診断・慶弔など)
この記事は手当・福利厚生カテゴリの入口となる親記事です。「どんな種類があるか・それぞれが何か・求人を見るときにどう確認するか」を一覧として整理することに絞っています。夜勤手当が回数ごとにいくらか、資格手当が資格別にいくらか、退職金の相場はいくらか、といった金額の深掘りは、それぞれの個別記事で扱う領域です(公開後にこのページからもご案内します)。年収を上げる手段の話は介護職で年収を上げる5つの方法、給与相場の全体像は介護職の給料を職種・施設で比較一覧をご覧ください。
なお、介護おしごとさーちは求人の掲載・検索の場です。特定の方に特定の求人をおすすめ・あっせんすることはしていません。手当や福利厚生の中身は、求人票・面接・運営への問い合わせを通じて、ご自身で確認・比較していただけます。
