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介護職で「夜勤なし・昼間だけ」の求人を見つけるポイント

作成日
2026年6月26日
最終更新日
2026年7月8日

介護職の中で夜勤がない職場や昼間だけの求人を探す求職者向け。夜勤と昼間勤務の職種別分布、給与差、配置人数から見極める方法を、厚労省・介護労働安定センターの一次データをもとに解説します。

01結論:介護職で夜勤なしの道は「職種で大半が決まる」。訪問介護・通所介護が中心

先に結論からお伝えします。介護職の中で「夜勤がない」という条件は、配置先の職種によってほぼ決まってしまいます。介護労働安定センターの令和6年度調査によると、介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護医療院などの入所型施設では24時間体制の運営のため、大多数が夜勤を組み込んでいます。一方、訪問介護(ヘルパー)や通所介護(デイサービス)、小規模多機能型居宅介護などは、日中の営業時間内のサービス提供が原則であり、夜勤がない職場がほとんどです。

つまり「夜勤をしたくない」という希望を実現するには、単に「勤務形態の記載を見る」だけでなく、「そもそもその職種・事業所では夜勤が発生しているのか」という職種の特性を先に理解しておくことが最短ルートになります。この記事では、職種ごとの夜勤の有無、実際の給与差、そして求人票を見るときに「この職場は本当に昼間だけで働けるのか」を見分ける具体的なポイントを整理します。

なお、介護おしごとさーちは求人情報の掲載・検索の場です。特定の求人を「夜勤がない」と保証したり、あっせんすることはしておらず、勤務形態は求人票の記載や面接でご自身が確認・比較する情報として位置づけています。この記事は、その確認作業をサポートする目的で書いています。

02介護職の「配置先」が勤務形態の9割を決める:施設型 vs 在宅型・通所型

介護職の勤務形態を理解するには、まず「どこで働くのか」という配置先の分類を押さえておく必要があります。介護職の主な配置先は大きく3つに分かれます。

①入所型施設(介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護医療院・グループホーム等):利用者が24時間施設に滞在するため、夜間の見守り・オムツ交換・呼び出し対応などが発生します。このため、ほぼすべての入所型施設で夜勤(深夜勤務)が組み込まれています。日本医労連の2023年調査によれば、89.3%の介護施設が2交替制で夜勤を実施しており、そのうち87.0%が16時間以上の長時間勤務になっています。つまり入所型施設を選ぶと、「夜勤なし」という希望は実現しにくいということです。

②訪問介護(ホームヘルパー):利用者の自宅を訪問して日中のサービス(身体介護・生活援助)を提供します。訪問介護は営業時間が日中に限定されるため、夜勤がありません。ただし「24時間対応の訪問介護」を標榜する事業所の中には、夜間の対応も組み込んでいるところがあるため、求人票で明記されているかを確認することが重要です。通常の訪問介護(日中対応)の場合、登録ヘルパーの働き方で「週3日・午前中のみ」といった短時間・少日数の勤務も可能です。

③通所介護(デイサービス)・通所リハビリ・小規模多機能型居宅介護等:利用者が日中のみ施設に通い、帰宅します。営業時間が大半9時~17時など固定されており、夜勤がありません。人員配置も日勤スタッフだけで回るため、深夜の給与手当も発生しません。

このため、「夜勤なし」を希望する場合、②訪問介護または③通所型サービスを中心に探すのが現実的です。逆に「給与を優先して少しの夜勤は受け入れられる」という人は、①の入所型施設も視野に入りますが、この記事の前提は「昼間だけ」という限定ですので、①は対象外と考えてください。

03給与面の現実:昼間だけ勤務は月5〜7万円低くなる傾向

「夜勤なし」を選択する代償として、給与が低くなることは現実です。厚生労働省『令和7年就労条件総合調査』のデータはまだ勤務形態別の詳細内訳を公表していない段階ですが、業界の通例として、次のような給与差が観察されています。

ジョブメドレーの2025年の給与実績によると、訪問介護(日勤のみ)の平均月給は349,740円、一方通所介護の日勤のみは294,440円です。これに対し、入所型施設で夜勤を含む場合は平均月給361,860円以上というデータが挙がっています。つまり、入所型施設での勤務に比べ、訪問介護で約12,000円~68,000円、通所介護で約67,000円の給与差が生じるということです。

この差がなぜ出るかというと、主に夜勤手当の有無です。労働基準法では、夜間(22時~5時)の勤務に対して最低25%の割増賃金を支払うことが義務づけられています。入所型施設の夜勤手当は、施設ごとに異なりますが、1回の夜勤で3,000~6,000円程度が相場とされており、月4~5回の夜勤があれば月1.2~3.0万円の上乗せになります。訪問介護・通所介護の職員は夜勤がないため、この手当がつかないわけです。

加えて、入所型施設では「夜勤手当が基本給に織り込まれた求人票」が多く、基本給そのものが昼間勤務より高めに設定されている傾向があります。反対に、訪問介護は時給制の登録ヘルパー制度があり、勤務時間が少ないほど月収も限定されます。通所介護も人員配置が日勤スタッフのみであるため、昇給ペースが入所型施設より低い傾向にあります。

「夜勤なしで手取りを維持したい」という場合、①勤務時間をフルタイムで確保する、②認定資格(介護福祉士・ケアマネージャー)を取得して給与テーブルの上位を目指す、③訪問介護でも複数軒の顧客を担当し単価を上げる、といった工夫が必要になることは押さえておきましょう。

04「24時間対応」に要注意:求人票の記載と実態を読み分ける

一見「日勤のみ」に見える求人であっても、実は夜勤が含まれているケースがあります。特に注意が必要なのが、訪問介護の「24時間対応サービス」という標榜です。

訪問介護事業所の中には、「日中の時間帯は〇名体制、夜間対応も可能」という営業スタイルを取っているところがあります。この場合、事業所全体では24時間対応していますが、個々のヘルパーが24時間シフト対応を求められるわけではありません。しかし、求人を出す際に「24時間対応事業所」と表記されていると、求職者が「この職場は夜も働かなければいけないのか」と誤解するリスクがあります。実態は「業務がある時間帯だけの応募でOK」ということもあれば、「基本は日中だが、月1~2回の夜間待機を求める」という条件もあります。

このため、「24時間対応」「オンコール体制」という記載がある求人は、必ず面接で「日勤のみで大丈夫ですか」と確認することが重要です。また求人票に「シフト例」として営業時間の記載がない場合、電話で事業所に直接「実際の勤務時間帯は何時から何時までですか」と聞いておくと、あとのトラブル防止になります。

通所介護やデイサービスの場合、営業時間がはっきり決まっているため(9時~17時など)、この確認は比較的簡単です。ただ、個別対応で「朝6時からの早朝利用者対応をお願いできる人を募集」といった限定的な記載がないか、求人票を丁寧に読む習慣をつけることが大切です。

介護おしごとさーちの求人検索では、条件をフィルタリングする際に「勤務時間帯」の項目が明記されているか確認し、不明な点があれば、求人票のお問い合わせ欄から事業所に直接質問することをおすすめします。特に「日勤のみ」を前提に応募を決める場合は、この一手間が後々の齟齬を防ぎます。

05職場定着と「夜勤なし」の関係:人員配置に余裕がある職場の見つけ方

ここまで「夜勤があるかないか」を中心に述べてきましたが、実は「昼間だけの仕事が実際に昼間だけでこなせるかどうか」には、その職場の人員配置が大きく関係しています。

介護労働安定センターの令和6年度調査では、「職場定着に最も効果がある取り組み」として「有給休暇等の各種休暇の取得や勤務日時の変更をしやすい職場づくり」が74.7%の事業所で実施され、かつ34.4%の事業所がその効果を「職場定着に効果があった」と答えています。同調査では「人手が足りない」という悩みが49.1%で最も高いことも示されています。これは、人手不足の職場では、たとえ制度上は「昼間だけ」でも、実務的には「急な欠勤対応のため夜間待機を求められる」「シフト変更で夜勤を負担してほしい」といった圧力が生まれやすいことを示唆しています。

つまり、「夜勤なし」という希望を実現するには、単に「職種が訪問介護や通所介護か」というだけでなく、その職場の人員配置に余裕があるかどうかが重要なのです。求人票を見るときは、次のポイントをチェックしましょう。

  1. 配置人数の記載:「常時〇名以上配置」「職員数〇名」といった記載があるか。具体的な数字がない求人は、人員管理が曖昧な可能性があります。
  2. シフト体制の記載:「日勤スタッフ〇名、夜勤スタッフ〇名」と分けて記載されているか。明記されていない場合、実運用が不明確な可能性があります。
  3. 募集理由の類推:「事業拡大に伴う増員」なら人手が足りている可能性が高く、「欠員補充」「人員確保」と記載されていれば、現在人手不足の可能性があります。
  4. 年間休日数や有給消化率の記載:14.7%の事業所が「有給休暇等の各種休暇の取得や勤務日時の変更をしやすい職場づくり」に取り組んでいると述べているように、この取り組みがある職場は人員に余裕のある可能性が高いです。

これらを総合的に見て、「人員配置に余裕がありそう」「休暇制度がしっかり整備されている」という求人を優先して応募するのが、実際に「昼間だけ」で働き続けられる職場を見つけるコツです。

06職種別・勤務形態の分布:訪問介護 vs 通所介護 vs 入所型施設

「夜勤なし」の職場を具体的に探すために、主な職種ごとの勤務形態と特徴をまとめます。

訪問介護(ホームヘルパー)

  • 勤務形態:昼間のみ(原則9時~18時、利用者のニーズに応じて変動)。24時間対応事業所でも、個別ヘルパーは自分の対応時間帯を決められる場合が多い
  • 平均月給:349,740円(ジョブメドレー2025年データ)
  • 雇用形態:正社員・登録ヘルパー・パート・契約社員など多様
  • メリット:プライベートの時間が確保しやすく、規則正しい生活が可能。登録ヘルパーなら週3日など短時間勤務も選択可能
  • デメリット:給与が相対的に低い。登録ヘルパーの場合、給与が勤務時間に正比例するため、収入が不安定になる可能性がある
  • 確認ポイント:求人票に「日勤のみ」と明記されているか。「24時間対応」の記載がある場合は、実際の業務時間帯を事業所に確認する

通所介護(デイサービス)・通所リハビリ

  • 勤務形態:昼間のみ(営業時間は多くが9時~17時、一部は6時~19時の長時間営業もあり)
  • 平均月給:294,440円(ジョブメドレー2025年データ)
  • 雇用形態:正社員が中心。パート・契約社員も存在
  • メリット:営業時間がはっきり決まっているため、シフトが予測しやすい。子育てや介護と両立しやすい。職員間の連携が取りやすく、チームワークが築きやすい
  • デメリット:給与が訪問介護より低い傾向。営業時間外の事前準備・事後処理で実勤務時間が長くなる場合がある。定員に基づいた人員配置のため、柔軟な増員が難しく、人手不足の影響を受けやすい
  • 確認ポイント:営業時間がはっきり記載されているか。「早朝対応」「延長営業」の記載がないか。勤務時間と営業時間の関係を確認(勤務時間が営業時間より長い場合、準備・片付けがある)

小規模多機能型居宅介護

  • 勤務形態:昼間のみが基本だが、通泊(一部の利用者の夜間対応)があるため、配置によっては夜間待機が発生する可能性がある
  • 平均月給:データ公表がないが、通所介護より高く訪問介護と同程度かやや高い傾向
  • 確認ポイント:「通泊対応の必要性」「夜間待機の有無」を明記した求人か確認。なければ事業所に直接質問

入所型施設(参考:夜勤があるため対象外だが、念のため)

  • 勤務形態:2交替制(例:7時~19時・19時~翌7時)または3交替制(8時間ごと)で夜勤が必須
  • 平均月給:361,860円以上(夜勤手当を含む)
  • 夜勤回数:月4~5回が平均(介護労働安定センター調査)
  • 確認ポイント:夜勤の回数・手当額・シフトパターンを求人票で確認。希望が「昼間のみ」であれば、応募対象にしない

このように、「昼間だけで働きたい」という希望を実現するなら、訪問介護または通所介護を優先的に探すのが現実的です。その中で、さらに「人員配置に余裕がありそうか」「勤務形態の記載が具体的か」という判断を加えることで、求人の精度が高まります。

07面接で「実際に昼間だけで働けるか」を確認する質問例

求人票を見て「夜勤なし」という記載を見つけても、その職場の実務的な対応を面接で確認することは欠かせません。以下は、実際の勤務形態が「昼間だけ」で収まるかどうかを見極めるための質問例です。

勤務時間に関する確認

  • 「勤務時間は募集要項の記載通り〇時~〇時ですか?」(記載と実態がズレていないか確認)
  • 「朝の出勤前の準備時間や夜の片付け時間は、勤務時間に含まれていますか?」(特に通所介護で重要)
  • 「シフト変更や急な対応が必要になった場合、夜間や休日の待機・対応は求められますか?」("在名義上は日勤だが実質的に待機がある"という落とし穴を避けるため)

人員配置と実運用に関する確認

  • 「現在の職員数と、1日の最小配置数を教えてください」(人手不足の職場は最小配置が低い傾向)
  • 「職員の欠勤時や休暇時に、ほかの職員に負担がかかるシステムになっていますか?」(人手が足りている職場は対策が整っている)
  • 「昨年度、職員の有給休暇や休日の希望は、どのくらい通りましたか?」(実際の人員運用の余裕度を知る)

「夜勤なし」の定義を明確にする

  • 「この求人で『夜勤なし』というのは、一切夜間の対応がないということですか?」(念のための確認)
  • 「緊急時の対応連絡や、オンコール(電話待機)の可能性はありますか?」(訪問介護や24時間対応事業所で重要)

職場の雰囲気や定着率を知るための質問

  • 「この部門の過去1年間の離職率はどのくらいですか?」(離職率が高い=勤務条件に問題がある可能性)
  • 「同じポジションで、3年以上勤続している職員はいますか?」(夜勤なしという条件が本当に実現できているかの裏付け)

面接官の回答が具体的な数字や仕組みを伴っているか、それとも「基本的には昼間だけですよ」という曖昧な返答にとどまるかで、その職場が本当に「昼間だけ」で働き続けられるかの判断材料になります。回答に曖昧さを感じたら、その職場は候補から外すか、書面での条件確認を求めるぐらいの慎重さを持つことをおすすめします。介護おしごとさーちは求人の掲載・検索の場のため、個別職場の実態を運営が保証するものではありません。求職者ご自身の確認が最も重要です。

08「夜勤なし」を選ぶメリットとデメリットのバランス

「夜勤なし」という選択肢について、メリットとデメリットを整理しておきます。

メリット

  1. 生活のリズムが安定する:毎日同じ時間に起床・就寝でき、不規則な生活による体調不良を避けられます。特に夜勤による睡眠障害や疲労の蓄積がありません。
  2. プライベートの時間が確保できる:育児・介護・趣味・学習など、仕事以外の時間を計画的に確保できます。配偶者や家族の生活リズムとも合わせやすいです。
  3. 体力が温存される:介護職は身体的負担が大きい職種です。夜勤がなければ、その分の体力回復期間が得られ、長期キャリアを築きやすくなります。
  4. 家計管理がしやすい:給与が一定であるため、月々の家計収支を予測しやすく、貯蓄計画も立てやすいです。夜勤手当による変動がありません。

デメリット

  1. 給与が低い:前述の通り、月5~7万円程度低くなる傾向があります。生活費が高い地域や、ローン返済がある場合は、家計に影響します。
  2. 昇給ペースが遅い可能性がある:同じ事業所内で、夜勤者と比較して昇給テーブルが低めに設定されている場合があります。
  3. 職場の選択肢が限定される:夜勤ありの求人が圧倒的に多いため、希望の職場が見つかりにくい可能性があります。特に地方では選択肢が極めて限定される場合があります。
  4. 急な対応を求められる可能性がある:人手不足の職場では、制度上は「昼間のみ」でも、実務的に夜間の待機や対応を暗に求められることがあります。そのため、職場選びが重要です。

これらのバランスを考えて、「何を優先するか」を自分自身で決めることが大切です。子育て中で子どもの送迎が必要、介護親がいる、体調に不安がある、といった事情がある場合は、給与より「昼間だけ」という安定性を優先する価値があります。一方、「最大限の給与を稼ぎたい」「キャリアアップを目指したい」という目標がある場合は、夜勤を含めた選択肢も検討する余地があるでしょう。介護おしごとさーちでは、こうした判断材料を得るための情報を検索・比較できます。自分の優先順位を明確にしたうえで、求人を探されることをおすすめします。

09まとめ:「夜勤なし」は可能だが、職種選びと職場の人員配置が決め手

介護職で「夜勤なし・昼間だけ」という働き方は、十分に実現可能です。ただし、むやみに求人票を見て応募するのではなく、次の3つのステップを踏むことが成功のカギになります。

ステップ1:職種を選ぶ 訪問介護(ホームヘルパー)または通所介護(デイサービス)・通所リハビリを中心に探してください。入所型施設(介護老人福祉施設など)は、制度上ほぼすべてが夜勤を含むため、除外するのが無難です。給与は低くなりますが、「昼間だけ」という条件ならば、この職種選びがもっとも確実です。

ステップ2:求人票の記載を丁寧に読む 「勤務時間」「営業時間」「人員配置」「年間休日」などの記載を細かくチェックしてください。特に「24時間対応」「オンコール」という文言があれば、実際に昼間のみなのか事業所に直接確認してください。具体的な数字が記載されている求人ほど、信頼度が高い傾向があります。

ステップ3:面接で実運用を確認する は募集要項だけを信じず、面接で「実際に昼間だけで働き続けられるか」「人員配置に余裕があるか」を複数の視点から質問してください。回答が具体的か曖昧かで、その職場の実態が見えてきます。

これら3ステップを踏むことで、単なる「昼間だけ」という表面的な条件ではなく、実際に生活の質を保ちながら長く働き続けられる職場を見つけることができます。介護職は日本の高齢化社会を支える重要な仕事であり、自分のライフスタイルに合った働き方を実現することは、職業人としての幸福度を大きく左右します。

介護おしごとさーちでは、勤務形態や職種で絞り込める検索機能を用意しています。「昼間のみ」「訪問介護」といった条件を組み合わせて検索し、上記の3ステップで候補を絞り込んでいただければ、あなたの理想の職場が見つかる可能性が高まります。気になる求人があれば、応募前にぜひ上記の確認ポイントを参考に、面接で納得いくまで条件を確認してください。

FAQ

このガイドのよくある質問

A.

はい、存在します。訪問介護(ホームヘルパー)と通所介護(デイサービス)・通所リハビリは、日中の営業時間内のサービス提供が原則であり、夜勤がありません。ただし、介護老人福祉施設などの入所型施設は24時間体制のため、ほぼすべてが夜勤を含んでいます(日本医労連調査では89.3%の施設が2交替制で夜勤を実施)。つまり「昼間だけ」という希望なら、職種の選択がほぼ決め手になります。

A.

ジョブメドレーの2025年実績によると、訪問介護(日勤のみ)は平均月給349,740円、通所介護は294,440円です。通所介護の方が約55,000円低い傾向にあります。入所型施設で夜勤を含む場合は平均月給361,860円以上となるため、訪問介護との差は約12,000円、通所介護との差は約67,000円です。夜勤がない代わりに、給与が低くなることは覚悟する必要があります。

A.

必ずしもそうではありません。事業所が24時間対応していても、個別のヘルパーが24時間シフトを求められるわけではないケースが多いです。ただし、実態は職場によって異なるため、求人票に「24時間対応」と記載されている場合は、必ず事業所に「日勤のみでの応募は可能か」と確認する必要があります。確認なしに応募すると、入職後に「実は月1~2回の夜間対応が必須」という条件が発生する可能性があります。

A.

制度上は「昼間のみ」でも、実際に昼間だけで働き続けられるかは、その職場の人員配置に大きく左右されます。求人票では「配置人数」「年間休日」「有給消化率」といった記載を確認し、人員に余裕がありそうかを判断してください。さらに面接では「職員の欠勤時に夜勤対応を求められないか」「昨年度の有給休暇希望の通率」など、実運用を複数の角度から質問することが重要です。回答が具体的か曖昧かで、職場の実態が見えてきます。

A.

検索機能で「職種:訪問介護 または 通所介護」「勤務時間帯:日勤のみ」といった条件を組み合わせて絞り込んでください。さらに「配置人数」「年間休日数」が明記されている求人を優先的に閲覧することをおすすめします。不明な点や「24時間対応」という表記がある場合は、求人票のお問い合わせ欄から事業所に直接質問し、応募前に条件を確認することが後々のトラブル防止につながります。

Sources

参照・確認する一次情報

制度や費用は変更されることがあるため、公式情報と施設の資料を確認しながら更新します。

  • 介護労働安定センター『令和6年度 介護労働実態調査結果の概要』(2026年7月)

    介護職員の勤務形態・給与・職場定着に関する一次データ。採用・職場定着・離職防止のための取り組みで「有給休暇等の各種休暇の取得や勤務日時の変更をしやすい職場づくり」実施割合74.7%(最高)、実施事業所のうち職場定着に効果があったとする割合34.4%(最高項目)。労働条件・仕事の負担についての悩みで「人手が足りない」49.1%が最多。深夜勤務における職員1人当たり平均担当利用者15.4人、1か月平均夜勤回数5.2回。令和7年7月28日公表。

  • 日本医労連『2023年介護施設夜勤実態調査』(JILPT報告)

    介護施設における夜勤実態の一次データ。2交替制の実施割合89.3%、そのうち16時間以上の長時間勤務87.0%。単独夜勤(1人体制)が60%弱。2交替夜勤実施施設の42%以上が月4回以上の夜勤を職員に要求。夜勤に関する労使協定がある施設64.5%(前年比低下)。休憩室がない施設が3分の1以上存在。

  • ジョブメドレー『介護職の給与実績』(2025年度データベース)

    訪問介護(日勤のみ)平均月給349,740円、通所介護平均月給294,440円、入所型施設夜勤含む平均月給361,860円以上。勤務形態別・職種別の給与比較データとして参照。

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