介護職のキャリアパスは、①資格を積み上げる「資格ライン」(無資格 → 初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士 → ケアマネジャー/認定介護福祉士)と、②現場のポジションを上る「役職ライン」(一般職員 → リーダー・主任/サービス提供責任者・生活相談員 → 管理者・施設長)の、2本のラインを並行して上っていくのが基本形です。 この2本はからみ合っていて、上位の役職に就くために特定の資格が必要だったり、資格を取ると任せてもらえる役職が広がったりします。
この段階モデルの骨格は、国の検討会が示した方針にもとづいています。厚生労働省の検討会報告書は、介護人材のキャリアパスを「介護職員初任者研修修了者 → 介護福祉士 → 認定介護福祉士」という、シンプルでわかりやすい3段階の体系として整理し、介護職が生涯働き続けられる展望を持てるようにすることを狙いとしています(出典:厚生労働省「今後の介護人材養成の在り方について(概要)」今後の介護人材養成の在り方に関する検討会報告書、平成23年1月 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000011uv3-att/2r98520000011uwt.pdf )。本記事は、この資格の骨格に、現場の「役職」(リーダー・サービス提供責任者・生活相談員・管理者など)を肉付けして、全体像を地図のように見渡せるようにしたものです。
なお本記事は、介護のキャリアにまつわる制度・資格・役職の一般的な解説です。個別のキャリア相談や職業紹介・あっせんを行うものではありません。この記事の役割は「どの順で・どんな役職に・何を満たせば上がれるか」を俯瞰することに徹し、各資格の取り方・費用・受験資格の細目、各職種の具体的な仕事内容、給料の金額そのものには深入りせず、それぞれの専門記事へ案内します。介護おしごとさーちは、介護求人の掲載・検索を提供するサービスです。特定の方に特定のキャリアや求人をあっせん・推薦することはしません。どの役職をいつ目指すかを決める主役は、いつもあなたご自身です。求人データは現在準備中です。
