「託児所あり」と書かれた介護求人を探すとき、その“託児所”の中身は1つではありません。 大きく次の4タイプに分かれ、認可か認可外か・申込先・夜間保育の可否・保育料がそれぞれ違います。だからこそ、求人票の「託児所あり」という文言だけで判断せず、気になった施設には中身を直接確認するのが確実です。
- ①市町村認可の事業所内保育事業(地域型保育給付の対象。主に定員19人以下):市町村の認可を受けて運営する保育で、子ども・子育て支援新制度の一類型です。定員規模などにより区分が異なります。
- ②院内保育所(病院・医療法人が職員向けに設置):病院併設の介護(介護医療院・老健・訪問看護など)で関わることがあります。多くは認可外です。
- ③企業主導型保育(こども家庭庁所管・事業主拠出金が財源の認可外):夜間・土日・短時間など柔軟な保育に対応できる場合があるのが特徴です。
- ④近隣の保育園との提携・紹介:法人が近くの認可/認可外園と提携し、優先枠や費用補助を用意するケース。
この分類は、厚生労働省「院内保育等の推進について」が、職員のための保育の支援策として「子ども・子育て支援新制度における事業所内保育事業・病児保育事業」「病院内保育所に対する都道府県の補助制度」「企業主導型保育事業等による助成制度」を別々に列挙していることが根拠です(出典:厚生労働省「院内保育等の推進について」医政支発0701第1号〈令和元年7月1日発出〉/第67回社会保障審議会医療部会 参考資料1-4〈令和元年7月18日〉/ https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000529084.pdf )。①の事業所内保育事業と③の企業主導型保育は、同じ通知の中でも別制度として整理されています。
この記事は「手当・福利厚生」カテゴリの子記事で、「託児所・保育という福利厚生をどう探し、どう見分けるか」だけを扱います。夜勤手当や処遇改善手当など“お金の額”の話は別の記事の領域です。なお介護おしごとさーちは介護求人の掲載・検索を提供するサービスで、特定の方に特定の求人をあっせん・推薦することはしません。条件で自分で検索・比較し、気になる施設は施設へ直接お問い合わせいただけます。
