先に結論からお伝えします。介護の採用媒体をコスト(費用)で比較すると、「これさえ使えば一番安い」という唯一の正解はありません。 「無料の手段(ハローワーク・福祉人材センター・職員からの紹介)」「掲載課金型の求人サイト」「成功報酬型の人材紹介」を、①どれくらい急ぐか ②どんな人材を狙うか ③費用の出方(固定費か/応募ごとか/採用が決まったときか)の3点で使い分けるのが現実的です。
その根拠になるのが、令和6年度の一次データです。事業所が実施している採用手法のうち「採用に効果があった」と答えた割合は、職員からの友人・知人紹介46.0%、有料職業紹介所45.2%、有料求人サイト41.1%、ハローワーク/福祉人材センター40.1%と、多くが4割前後に並び、手段による効果実感の差は大きくありません(公益財団法人介護労働安定センター『令和6年度介護労働実態調査結果の概要』図表2-1-1、令和7年7月28日公表)。つまり「どれか1つが圧倒的に効く」のではなく、費用の出方が違う手段を組み合わせる設計が要になります。
この記事は採用・事業者向けの記事です。採用が難しい構造的な背景や離職対策の全体像は、親記事「介護職員を採用できない理由と対策」で整理しています。本記事では「媒体ごとのコストと向き不向き」に絞って、一次情報の数字で比較していきます。
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