履歴書は、応募先の事業者が最初に目にするあなたの情報です。介護職の採用では、経歴の華やかさよりも、記載の正確さと丁寧さが見られています。利用者の情報を正確に記録し、引き継ぐことが日常業務である介護の仕事では、履歴書の誤字や曖昧な記載が「記録業務も曖昧かもしれない」という印象につながりかねないからです。
特に差がつきやすいのが資格の書き方です。介護の資格は制度改正で名称が変わってきた歴史があり、「ヘルパー2級」のような旧称のままの記載や、「初任者研修」のような省略した記載がよく見られます。正式名称で正確に書けていること自体が、制度への理解と丁寧さの証明になります。
この記事では、履歴書の書式の選び方から、基本情報・学歴職歴欄・資格欄・本人希望欄の書き方、提出前のチェックリストまで、作成の手順に沿って解説します。志望動機の内容の練り方や例文は、別記事(関連ガイド参照)で詳しく扱っているため、この記事では履歴書全体を正確に仕上げることに焦点を当てます。
なお、履歴書に書いた内容は、面接での質問の土台になります。「書類のための書類」ではなく、「面接で話したいことへの入口」として作る意識を持つと、書く内容の取捨選択がしやすくなります。手書きかパソコン作成かは応募先の指定がなければどちらでも構いませんが、どちらの場合も、この後の各欄のポイントは共通です。
